第3回ブログ「正しいと思った時こそ・・・」
みなさんこんにちは!!!
最近めっきり暑くなってきましたね。
夏が近づいてきました。
蚊も増えてきました。
野球のキャッチボールが気持ちいいです。
ところで自分は夏の到来とともに教員採用試験も近づきつつあるので、今一度、勉強に気合を入れたいと思います!
さて、自分の話は置いておいて
最近ツイッターで、ふとこのような画像を見つけました。
この漫画、「氷室の天地」という漫画のワンシーンらしいです。
「人が最も残虐になるときは『悪に染まった』ときではない、真偽どうあれ『正義の側に立った』と思ったとき人は加虐のブレーキが壊れるのだ。
何せ『自分は正しい』という免罪符を手に入れてしまうのだからな。正義という名の棍棒で悪と見なした者の頭を打ちのめす快楽に溺れてしまうものよ。」
こういったセリフになっています。
今回のテーマは、このワンシーンに乗じて
「相手を注意すること」
これについて自分の考えを少しですが述べていきたいと思います。
本文
みなさん、誰かを注意する時ってあると思います。
もちろん、相手の非を気付かせるためのまっとうな行動です。
でも先ほどの漫画の通り解釈すれば、なにか、注意すること自体が悪いことのようにも思えますが、
まあそんなことはさらさらなくて
この漫画は、
「注意する側も気を付けることはある」
ということを読者に風刺の形で伝えたかったんだと思います。
まあ実際二コマ目のシーンのようにフルボッコに相手を貶しまくるような注意は正直ないと思いますし、かなり大げさに描かれていますね(笑)
たしかに、注意しているときって、
あまり周りのことを見渡せていないときが多いと思います。
相手に非が見つかったときに、自分が正しいと思ったことをガンガン相手に言って優越感に浸る。そんなことが実際にあったり、されたり、されているのを見たりしたことのある人も中にはいるんじゃないでしょうか。
そんなとき、その人はこのこん棒で相手を叩いている側の人間になっています。
殴っている人はもちろん気持ちがいいのでしょう。
「自分の言葉が相手を更生させる!」
そんな気持ちこれっぽっちもないように思えます。
・自分の注意の言葉が相手に刺さり、ストレスを解消できる。
・集団の場であれば、話の主導権・中心を自分に持ってこれる。
相手の事を考えずに、ただ自分の思ったことだけを言い注意する人は
このようなことを思ってしまっているのではないかなと自分は推測します。
実際、バイトの店長に蔑まれ続けていると話を聞く友人が自分にはいます。
店長のような上に立つ人だからこそ、注意するということは非常に大事なことです。
しかし、一歩間違えると「やりすぎ」になってしまうことも心に留めておきたいですね。
注意される側の気持ち
どんな人でも注意されたり批判を受けるのは気持ちのいいことではないと思います。
成長できる、自分の欠点がわかる、こういう気持ちから、よく目上の人からは
「感謝しなさい」とよく言ったりするものですが、
実際は「悔しい」という気持ちが強いのではないでしょうか。
自分はそうでした(笑)
例えば、
「私が正しい!」スタンスで注意してきた時
「なに上からもの言うてるんやこの人」という感情から、素直にありがとうが言えなかった経験もあると思います。
また、飲み会などのフリーな場で
「おまえって○○よな、~~したほうがええんちゃう?」
などのふとした一言に、なぜか傷ついたりすることもあるのではないでしょうか。
注意することの最大のジレンマが、
「注意することは必須であるが、
注意された側は少なからず気持ちよくはない」
ことだと思います。
この溝を埋めるためにも、対等な立場で行うのが注意する側にとっての礼儀だと思います。
そうすることで相手も自分の意見を、ほんの少しですが受け入れやすくなるのではないでしょうか。
まあ、例外として友達や部活サークルなどのチームメイトなどの信頼関係の築かれたグループ内であれば自分は全然許容できることが多いですけどね!(笑)
最後に
さて、今回は
「注意する側は正義という武器を所持していること」
「注意する側は対等な立場に立つべきであること」
ということを皆さんに意識していただきたく、この記事を書かせていただきました。
注意することは自分が来年なるであろう教師という職業にも十分通づる大事なことなので、自分もこの漫画のワンシーンを忘れないようにしていきたいです。
「こうすればもっと良い注意の仕方ができるよ」
などの具体的な改善案がなく、抽象的なまとめとなってしまい申し訳ないです。
でも、先程のことを意識するだけでも、一方的な教え込みではなく、相手のことを想った注意が少しでも可能になるかなと思います。
この文章を読んで、みなさんの意識に少しでも変化があればうれしいです!
今回引用させていただいた漫画
『氷室の天地』も気になった方はこちらも是非!(自分は読んでない)
また、このことは「相手のことを考える」という自分の前回の記事にもつながる部分があると思いますので、よければ読んでみてください!
https://tora-family.hatenablog.com/entry/2020/05/15/020727
第三回ブログは以上です。
読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回。